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「集団ストーカー」関連の特集記事

特集記事パート04:暴力団による闇ビジネス型の集団ストーカー犯罪「復讐代行業者」

「集団ストーカー」犯罪は別名「ギャングストーカー」とも呼ばれ、ヤクザ社会で古くから行われて来た脅迫手法の一つです。例えば、開発工事絡みの地上げ、地域商店へのみかじめ料の支払い強要、敵対組織や裏切り者への報復手段として、こうした組織的な嫌がらせ・ストーカー犯罪手口が昔から使われていました。貴方もニュースなどで「復讐代行業者」という言葉を聞いた事があると思います。これは暴力団や悪徳探偵業者などが依頼者から金を貰って請け負う、闇ビジネス型の「集団ストーカー」犯罪です。文字通り“依頼者の代わりに復讐を遂げる”ため、ターゲットに対して組織的な嫌がらせ・脅迫・ストーカー加害を仕掛けるのです。通常、その犯行は法的グレーゾーンぎりぎりの範囲内で行われます。例えば、暴走族やチンピラを集めて被害者宅の周りでわざと悪質な嫌がらせ行為をさせる、または外出先で被害者に付き纏って迷惑トラブルを吹っ掛ける、悪戯電話をしつこく掛ける、悪戯郵便や誹謗中傷ビラを送り付ける、家宅侵入して家財や車を器物損壊する、ゴミや汚物を撒く、被害者の弱味を握って恐喝する等々…。犯行組織が暴力団なだけに最悪の場合、多額の依頼料と引き換えにターゲットを暴行・殺害するケースまで有ります。

※参考記事:日刊ゲンダイ「アナタも復讐代行業者に狙われている―動機はほとんど逆恨み」
http://newsboss.blog.fc2.com/blog-entry-603.html

※参考記事:日刊ゲンダイ「気をつけろ!アナタも復讐代行業者に狙われている可能性」
http://archive.fo/0J5Vo

実際、あのストーカー規制法制定の大元となった「桶川ストーカー殺人事件」も、背後に暴力団が関わった“組織的なストーカー犯罪”でした。主犯格の男が裏社会の関係者だったため、その筋の仲間を金で大勢雇って、被害者女性とその家族に対して悪質な「集団ストーカー」行為を繰り返していました。脅迫電話をしつこく掛けたり、仲間と一緒に被害者宅へ押し掛けて恐喝行為をする、夜中に違法改造車で被害者宅の前に乗り付けてカーステレオを大音量で流す、近所や父親の会社に大量の誹謗中傷ビラをバラ撒くなど、その嫌がらせ犯行手口は非常に陰湿かつ悪質なものだったそうです。堪りかねた被害者女性が警察に被害届を出す行動を起こした矢先、金で雇われた男に刃物で刺されて、被害者女性は非業の最期を遂げました…。この事件の真相についてはジャーナリスト清水潔氏の著書「桶川ストーカー殺人事件~遺言~」で詳しく書かれています。清水氏は週刊誌記者時代、報道人の立場から鬼気迫る執念でこの事件を追い駆け、警察よりも遥かに早く真犯人を暴き出し、被害者家族の無念を晴らす大きな立役者となってくれました。清水氏の捜査取材は警察よりも警察らしく社会正義を断行した、誇り高い行動だったと思います。「桶川ストーカー殺人事件」の真相を知りたい方、この事件が集団ストーカーと呼ぶに相応しい内容の犯行であった事実を知りたい方は是非一度、この著書を読んでみる事を強くお勧めします!

※参考記事:「桶川ストーカー殺人事件」―女子大生被害者が、ストーカー男一味によって殺害される
http://ww5.tiki.ne.jp/~qyoshida/jikenbo/009okegawa.htm

※参考記事:えんため日記。読書―清水潔「桶川ストーカー殺人事件~遺言~」
http://noduuu.hatenablog.com/entry/2016/11/15/205207

暴力団はカルト宗教S会との関わりも深いです。一説によれば、暴力団幹部の多くがカルトS会の信者だという情報もあります。カルトS会と暴力団の繋がりを示す事例として、過去にこんな事件がありました。カルトS会は元々N宗系仏教の一派でしたが、N宗総本山との確執から破門処分となり、以後、正式な仏教ではない新興カルト宗教の身分へと落ちぶれました。やがて宗門とS会の対立関係は次第に激化し、S会は暴力団を率いてN宗総本山を襲撃する事件を起こしたりしました。他にも、元東村山市議会議員の朝木明代さんが自殺に見せ掛けて殺害された事件にも、カルトS会と暴力団が絡んでいた事実が後年発覚しています。事件当時、カルトS会とその政治部門であるK党の不正行為を、朝木議員は市議会で熱心に追及活動していました。その後、朝木議員は万引き犯の汚名をでっち上げられるなどの嫌がらせ被害を受けるようになり、最期は暴力団員らに襲われてビルの屋上から突き落とされて殺害されてしまいました。この事件は自殺として処理されましたが、その背景にはカルトS会信者の判事・検事らが揉み消しを謀った事実があります。これは朝木議員殺害事件に関わった暴力団G組の組長自身が後年、著書で暴露した実話です。また、映画監督の伊丹十三氏も同じ様な経緯で投身自殺に偽装されて殺されたと言われています。伊丹氏の次回作はカルトS会をモデルにした、カルト宗教と暴力団の癒着問題を題材にした映画になる予定でした。

※参考記事:Forum21「検証―新事実が明らかになった東村山・朝木議員怪死事件」
http://www.forum21.jp/2004/01/post_10.htm

※参考記事:現職警察官が「朝木明代市議の転落死は他殺」と内部告発
http://d.hatena.ne.jp/Takaon/20080817

※参考記事:伊丹十三監督の死とカルト宗教&暴力団の関係!?
http://ameblo.jp/jmuzu10812/entry-11287224630.html

※参考記事:カルト集団を根絶撲滅する会「憚りながら―暴力団とカルト宗教の繋がり」
http://cultbokumetsukonzetsu.web.fc2.com/04shoseki01.html

この様にカルトS会は暴力団とつるんで数々の卑劣な犯罪行為を行っている一方で、配下政党のK党を使って政治的圧力を掛けたり、警察や検察・裁判所に潜り込ませた信者を使って不当判決を出させるなどして、自らの犯罪を揉み消してしまいます。こうした事実からも、“カルトS会は宗教の皮を被ったマフィアだ”という表現が正しいものであると十分お分かり頂けたはずです。ちなみに1990年代に数々の凶悪テロ事件を起こして世間を震撼させた、あの「オウム真理教」も、実はカルトS会と裏で繋がりがあった組織だという噂があります。オウム信者の多くはカルトS会にも二重入信していた者達ばかりで、地下鉄サリン事件後、警察の強制捜査が入る直前に多数の信者がオウムを脱会してカルトS会へ帰属したと言われています。こうした事実を隠すためか、オウム真理教はカルトS会施設サリン襲撃事件なども一度起こしましたが、その際は警備担当のS会信者数名が軽傷を負っただけで、大した被害には発展しませんでした。松本サリン事件や地下鉄サリン事件では多くの死傷者が出たにも拘らず、カルトS会施設だけ微小な被害で済んだのは甚だ不自然な話です。そんな経緯から、この襲撃事件はカルトS会とオウム真理教の繋がりを隠すための自作自演だったのではないかと推測されます。

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